■2004年12月13日(月)
麻布大学病院へ by ヴェルパパ
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予約時間は10:20 群馬からは時間が読めないので、9:00到着目標で出発し、9:00少し前に到着。 予約時間より前に名前をよばれ、まずは研修医に症状を説明。 レントゲン、血液検査をするので、ヴェルニを預ける。 検査中に容態が急変するかもしれないので、待合室で待機していて下さいといわれる。 確かに息づかいは荒く、歯ぐきも白く貧血気味。 呼ばれるまでの待ち時間がものすごく長く感じた。 名前を呼ばれて診察室に入る。今度は教授の診察です。 研修医、医学生等診察室は人でいっぱいだ。
撮影済みのX線写真、エコー検査の結果について説明を受ける 胸部に腫瘍があり、気管、食道、背骨を押し上げている。 胃にも変形がみられ、そのために一度のたくさんの量を食べることができない。 肺に水が溜まっている。 そのためレントゲンで肺が白く写り、心臓等の写りも悪い。 肺の中に水が溜まり、呼吸が荒くなり、咳き込む。 肝臓や腎臓への転移は見られず。
肺から注射器で水を抜くがほんど抜けない。脂肪分が多いのか、粘度があり注射器では抜けない。 少し抜けた水は組織検査することになった。組織検査の結果は後日。 水は薬で抜くしかないと言う。ラシックスを投与
大学病院の先生は我が家から相模原の距離を考慮し、検査結果後の治療はかかり付けの地元の獣医でするよう手配してくれた。 帰宅途中、かかり付けの病院へ立ち寄った。麻布大学病院の先生からすでに連絡があり、改めて説明を受ける。 今の段階では前縦隔型リンパ腫らしい。リンパ腫は抗がん剤の効果が期待出来ると言われ、ちょっと安心する。ただ、組織検査の結果が出ないと正式な病名は確認できないということだった。 呼吸困難なまま相模原まで行ったヴェルニはさらに呼吸が荒い。先生の判断で酸素室にヴェルニを入れて休ませることになった。私達はヴェルニを病院へ預け、一時帰宅。病院の閉まる時間に再度病院へ行った。ヴェルニの呼吸はだいぶ落ち着いていた。このまま病院へ預けることも考えたが、ヴェルニのストレスを考えてとりあえず連れて帰る。先生も急変が心配なので、夜中の零時にもう一度ヴェルニを診せる条件付。幸い、酸素室に入って呼吸がラクになったヴェルニは病院へ泊まらず、家で過ごす。一時はどうなることかと思ったが、今の段階では大丈夫そうだ。 ヴェルニには病気に負けないよう頑張ってもらおう。 | | |